(有)三浦建築代表のブログ

山形県山形市にて燃費半分で暮らす高断熱Q1.0住宅と断熱リフォームに取り組んでいる(有)三浦建築代表のブログです。

断熱構造見学会

壁210mm、天井315mmの厚い断熱を施した、低燃費で快適健康な家の、建築中の今しか見れない断熱構造見学会を、下記の通り開催致します。ぜひお越しください。

○  今回の見学会は、申込予約制です。

○  期間  5月14日(日)〜28日(日)

○  会場  山形市

○  申込電話    023-644-4231

冬の乾燥

冬はとても乾燥します。

その理由は、前回の結露の話を逆から見ると、わかりやすいです。

温度0℃相対湿度100%の水蒸気量は4.85g/㎥になります。

これを、温度20℃まで上げると、相対湿度は28%になってしまいます。

つまり、外の冷たい空気が室内に入り、それが暖められると、とても乾燥した状態になってしまいます。

写真、下側が乾燥の説明です。

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結露の話

空気には水蒸気が含まれていますが、含むことができる最大の水蒸気量は、温度により異なります。

例えば、20℃の空気は最大17.3g/㎥の水蒸気を含むことができます。相対湿度50%の場合は、8.65g/㎥の水蒸気が含まれます。

この20℃50%の空気の温度が8.7℃に下がった場合、その相対湿度は100%となり、これ以上水蒸気を含めない状態になります。

さらに温度が下がると、今まで含んでいた水蒸気を含みきれなくなり、溢れてしまいます。それが結露として現れます。

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